【緋彩の瞳】 2014年06月

緋彩の瞳

2014年06月の更新履歴

2014年05月2014年07月

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 概要: 

みちる×レイ小説] 手の甲にルージュ(R18) END

 概要: ...

みちる×レイ小説] 手の甲にルージュ(R18) ③

 概要: 「……レイ」身体を洗って一緒にバスタブに入っても、レイは目を合わせようとしてくれなかった。最初は気のせいかもと思っていたけれど、名前を呼ぶと気まずそうにうつむいて困っているから。「レイ、どうしたの?」「あ、………さっきのこと、怒っているかしら…って」「怒るはずないじゃない」“怒る”というより“驚いた”のだけれど、嫌なことをされたわけではない。「毎日レイと会っていたのに、キスできなかったものね」「みちるさん、...

みちる×レイ小説] 手の甲にルージュ(R18) ②

 概要: 「………だぁ~~~~~~~!もう無理っ!」美奈子が大声をあげてペンを投げ出したのは、夜の10時を回った頃。流石に昼から始まって軽い夕食をはさんだとしても、こんなに長い時間勉強をしたのだから、叫びたくもなるかもしれない。教えている方は、わりと気が楽な分それほど疲れたと言う感情はないけれど、土壇場で追い込みをしている「必死」な3人は、うっすらと目の下にクマを作って少し可哀想。受験は明日に迫っているのだから、...

みちる×レイ小説] 手の甲にルージュ(R18) ①

 概要: いつもの静けさと少し違うのは、美奈が額に「必死」と書いたハチマキを巻いて受験勉強に追われているから、というだけではない。そんな光景はもう慣れている。だけどここはいつもとは違う場所。レイの部屋でもなければ、まこちゃんちでもない。ここはみちるさんのマンションなのだ。普通なら考えられないこの状況も、高校受験失敗の危険が大いにある仲間のため、というわけで。「ねぇ、みちるさん。これってどうするんだっけ?」美...

みちる×レイ小説] 愛のサイクル(R18)

 概要: “………以上、天気予報でした”感情のないキャスターが頭を下げると、数秒したら12時を迎える時報が鳴る。「みちる」時報から数秒のちに、かちゃりとリビングのドアが開いて、髪を拭きながらシャツ一枚のレイが湯気と一緒に出てくる。「ちゃんと乾かして、温かいうちにお布団に入るのよ」「わかってる」みちるはテレビを消して、パラパラと眺めるように読んでいた音楽雑誌をラックに戻した。お風呂上がりにいつも飲ませているレモネー...

みちる×レイ小説] たからもの(R18) 

 概要: 「いっつもいっしょに いれること こんなにうっれしい ことはない」さっきからレイは、ルンルンと歌を歌っている。「ラララッラッラ、ラッララララ~♪」チンとエレベーターが鳴って、やっと最上階へたどり着く。まだ脚の間に残る違和感。みちるは歩くのもおっくうだった。なのに構わずレイは機嫌よさそうに手を取って、さっさと歩こうとする。「ふたーりが出会いあってたこーと ぜんーぶ大切な宝も~の」さっさと前を歩いて、...

みちる×レイ小説] Pure(R18) ②

 概要: まずい。美奈子は慌ててコンクリートの柱に隠れた。追いかけて散々走って。けれど捕まえられなくて、猛ダッシュの末、結局マンションまで着いてきてしまったけれど。こんなことなら送ってもらわないほうがかえってよかった。一瞬ミラー越しにみちると目があって、手を振ろうと思ったけれど。近付いた車の中が、何か、色っぽい雰囲気に見えて。車から少し離れて、とりあえず二人が出てくるのを待とうと思った。けれど、待てども待て...

みちる×レイ小説] Pure(R18) ①

 概要: 「送ってくれてどうもありがと」「いいえ。今度遊びにいらっしゃい」「はいっ!」美奈子はフェラーリのリアシートから脱出すると、運転席のみちるに手を振った。「じゃぁね、美奈」「うん」助手席のレイが手を振ってくる。それに答えて手をふりかえした美奈子は玄関の門を開けた。たまたま部活帰りにトボトボ歩いていたら、クラクションが鳴って声を掛けてくれた。日曜の夕方。2人は映画を観に行っていたらしい。遠慮なくリアシー...

みちる×レイ小説] あなたのなかで(R18)

 概要: 古い傷を撫でられた。それはもう瘡蓋さえ消えていて、痛みが確かに存在していたことなんて外からではわからないはずなのに。「え?」初め、みちるが何を聞いているのか意味がわからなかった。「辛かったでしょう?ずいぶん寂しい気持ちを堪えていたのね。大好きなお母様がいなくなってしまったんだもの」今まで母親のことについてあえて触れなかったわけじゃない。神社で生活をしていることのわけを尋ねられて、5歳のときに母親が...

みちる×レイ小説] さよならの理由

 概要: もう、戻れないと悟った瞬間、別れなければいけないと思った。別れることが彼女を守ることであり、愛しているという想いを正しく形に表しているはずだから。この世界を守るのではなく、彼女の世界を守らなければならないと言い訳をして。遠く、あまりに遠すぎる前世の記憶のすべてが蘇った今、もう、海王みちるとして生きてはいけないという絶望感と、巡り会えたウラヌスとはかつて確かに愛し合っていたという奇妙な情と。身体の中...

美奈子×レイ小説[実写・単発もの]] アイドル美奈子の偵察

 概要: 「な、なんですって…っ!」こっそり偵察させていたアルテミスからの一報を聞いた美奈子は、手にしていた紙パック牛乳をむにゅっと握りつぶした。「マーキュリー……。前々から怪しいとは思っていたけれど、ついに姿を現したわね」「いや、美奈子。聞いてくれ」「黙りなさい、ぬいぐるみっ!」「ひっ」マーズが大きな荷物を持って神社を飛び出したと聞いたときは、ついに素直になって胸に飛び込んでくるのねっ、と両手を広げて迎える...

美奈子×レイ小説] 正しい答えの導き方

 概要: 「誰を待っているの?」「レイちゃん」「そう。お邪魔だったわね」みちるは別の空いている席を探そうと、あたりを見回してみた。「いーえ。暇だから、どうぞ」メロンソーダのアイスも溶けて炭酸も薄くなってきた。美奈子は待ちくたびれてちょうど話し相手が欲しかったから、みちるに正面に座ってもらう。「ありがと。レイが遅刻なんて珍しいのね」優雅に座った彼女は、レイのベストフレンド(美奈子視点)。「うん。まぁ、約束の時...

美奈子×レイ小説] 正しい御礼の仕方 

 概要: 「抱っこがいい?おんぶがいい?」美奈がそう言った。私は大丈夫だと言って立ち上がって見せた。左足に力が入らない。「ほら。無理してる」「だから、大丈夫なんだってば」「誰も見てないから」「そういう問題じゃないわよ。大丈夫よ」美奈の目が、だったら歩いてみろと言いたげにしている。もちろん、歩いて見せるつもり。「すっごく冷や汗かいて、そこまでしておんぶされるのが嫌なわけ?」「当たり前でしょ!」ふんっ。でも、熱...

美奈子×レイ小説] 小指の約束 ②

 概要: 「マーズ、入るわよ」1週間ほど訪ねていない部屋は、相変わらず何もない。殺風景だけどヴィーナスにとっては落ち着く場所。「マーズ」天蓋つきのベッドの中央の陰。そっとレースの中に入ると血の気のない彼女が死んだように眠っていた。シルクのシーツから出ている両腕には包帯が巻かれている。軍神とも呼ばれ、外部内部太陽系でも1位2位を争うほどの戦闘能力を誇るマーズに傷を負わせる妖魔。危機はもう、王国の中へと入り込もう...

美奈子×レイ小説] 小指の約束 ①

 概要: ――――「約束よ」冷たい小指に私の小指が絡まる。「…えぇ、約束するわ」そのとき、嘘を吐いた。太陽に暗黒の影が広がり始めたその日から、二人はそれぞれの寝室で寝るようになった。地球国が仕向けたと思われる無数の妖魔たちとの戦いで、マーズは疲労が溜まり、いつも以上に他人に冷たい。その原因を作ったと思われる、プリンセスの地球国の王子との密会を黙認していたヴィーナスは、この混乱がひと段落したらその四守護神のリーダ...

美奈子×レイ小説] 七夕

 概要: 「確認するけれど、その笹…どこから取ってきたの?」「もちろん学校の裏山。大丈夫!成長過程の竹の子を盗んできたわけじゃないわよ」細くて長い笹を手にして現れた美奈子に、哀れ笹の不運をレイは嘆いた。「それって、立派な犯罪じゃないの?」「まさかぁ!笹は七夕のためにあるようなものじゃない」罪の意識などさっぱりない美奈子は肩に担いでいた笹を下ろすと、疲れた腕をぐるんと大きく回してみせる。「さてと、願い事書かな...

美奈子×レイ小説] 愛のなる木 ②

 概要: 「いらっしゃい。狭いおうちでごめんなさいね」「ごきげんよう、おばさま。お邪魔いたします」美奈子は母親から、レイがくるときは必ず事前に知らせるように義務付けられている。血走った表情で家中を掃除しなければならない。美奈子に食べられないように隠しておいた高級なお菓子も出しておかなければならない。いつもすっぴんだけど、ちゃんとお化粧をして、しわだらけのエプロンもここはやっぱり外して、服もきちんとしておかな...

美奈子×レイ小説] 愛のなる木 ①

 概要: 新種の観葉植物を買った。それは水も肥料も光もいらないという、サボテンさえ敵わない、忙しい日本人にとってはたいそう便利な観葉植物だった。手の掛からない植物ならアルテミスさえほったらかしの美奈子でも部屋のアクセントにはなるし、緑があるというだけでなんとなくいい。知的な感じもする。まだ、芽が出たばかりのころ、それを美奈子は愛でるように毎日眺めていた。この観葉植物の栄養素は、「愛情」である。買った人が誰か...

美奈子×レイ小説] 愛を歌えば Wishing you ②

 概要: 朝は頬にキスをして起してくれて、パンじゃなくて必ず白いご飯とお味噌汁が用意されていて、だから人よりも箸を使いこなすのが早かったんだと。テーブルに一杯並べられたおかずと同じものがお弁当に入っていたことがなくて、お弁当を残したことがなかったらしい。一緒にお風呂に入ったら、髪を洗うのが苦手でいつもママに抱きついていた。少し体温の低い人だった。将来はママみたいになりたいけれど、パパのような人と結婚したくは...

美奈子×レイ小説] 愛を歌えば Wishing you ①

 概要: あなたが生まれた日は、優しい春の風が愛を奏でるようにカーテンをそっと揺らしていました。あなたの名前を思いついたときのパパの笑顔は、あなたが授かったことを知ったときと同じように無邪気で子供のようでした。あなたを初めて抱いたときの空の色は、あまりにも美しすぎて私の知る言葉では語れないものでした。レイ。あなたが生まれて初めて握った愛しさを、あなたが初めて呼んだ人の名を、愛という花の舞うときが、永遠に続く...

美奈子×レイ小説] 迷い髪 ②

 概要: 一瞬やってきた静けさそのちょっとの間だけでは、レイは自分が何を言ったのかゆっくりと振り返ることが出来ない。「あ…、えっと、え~っと。短めですか?」このへん、このくらいかな?なんて、スタイリストは明らかに動揺した手つきでレイの髪をもちあげていた。でもそれは、短いとはいわない。セミロングよりもやっぱり長いくらいだった。「そんな…ショートって、言いましたよね?」レイは後ろに立つ人物ではなく、みちるさんの顔...

美奈子×レイ小説] 迷い髪 ①

 概要: 『ロングが似合っていますね』と言われたり『短くしてもいけると思いますよ』とか『今のままでも十分綺麗です』とか言われるのが苦手で、あまり好きな場所じゃなかった。しかし、世の中自分のことだけれど自分じゃどうしようもないこともある。病気のときは医者に診てもらわなければならないし、背中についたほこりは誰かに言われなければ気がつかない。髪も大体は人に切ってもらわなきゃならない。毎度毎度のことだけれど、予約を...

美奈子×レイ小説] 光を浴びて

 概要: ...

美奈子×レイ小説] 同じ夢を

 概要: 愛しい人よ...

美奈子×レイ小説] 柔らかな日差しの午後

 概要: @クラウン・パーラー...

美奈子×レイ小説] まどろむ午後

 概要: @クラウンパーラー...

美奈子×レイ小説] キスのある風景

 概要: MINAKO...

美奈子×レイ小説] 痛いほどに

 概要: Do you love me?...

美奈子×レイ小説] 叶えたい願いは

 概要: 会いたくて、会いたくて...

美奈子×レイ小説] Longer than forever

 概要: 『起きなさいよ』電話が鳴った。その音で飛び起きたのは確かだけれど、設定した目覚ましより早く起こされるとは何事だって。だいたい、寝てるという前提のセリフだし。「ん…、起きたけれど…まだ5時じゃん」『あんたの場合、こうやって起こしてあげないと、どうせ2度寝するでしょ?親切だって感謝されてもいいけれど』なんだ、その上から目線。いや、いいけど別に。「起きました。支度させていただきます」なんせ、932年ぶりに、日...

美奈子×レイ小説] くちづけを

 概要: 愛しい人が唇にそっと触れたあぁ、愛だ身体中がじんわりと温かくなるのを感じた「ねぇ、知ってた?」ついさっきまで知らなかったことなのに、まるで昔から知っていますという風に話しかけてみる。「何が?」その一言だけで興味を示すことももちろんなくて、セックスの疲れでずっと美奈子に背中を向けっぱなしで、たぶん目も閉じている。たぶん、疲れもだけど照れているからこっちを向かないっていうのが正解なんだけど。「キスって...

美奈子×レイ小説[実写・単発もの]] 瞳が好きと歌うから END

 概要: 視界に飛び込んできたのは、キャップを目深にかぶった黒髪。「…………レイ」うつむいていたその人が顔をあげて、レイの名前を呼ぶ。「……………美奈子」数秒見つめて、その人の名前を呟いた。確かに見つめ合った後、美奈子は視線を逃がして、レイの後ろに立っていたまことを見上げた。「まこと、言われたとおり来たわよ」「うん」「じゃぁ、レイはもらって帰るから」「うん、ちょうどレイも帰ろうとしていたところだし、いいタイミングだ...

美奈子×レイ小説[実写・単発もの]] 瞳が好きと歌うから ③

 概要: まことの家には、愛野美奈子のポスターが貼ってある。サインまで入っていた。最近出たらしいCDの初回特典ポスターというもので、美奈子におねだりをして、サインを書き込んでもらったんだとか。そう言えば、そんなことをまことが嬉しそうにクラウンで話をしていたような気もする。「レイ、美奈子ちゃんの新しいアルバム聞いた?」「え?あ、いえ…っていうか、この前クラウンでうさぎがCDかけてたじゃない」「いや、そりゃそうだけ...

美奈子×レイ小説[実写・単発もの]] 瞳が好きと歌うから ②

 概要: スタッフ数人と一緒に、美奈子がロケバスから出てきた。その姿に後ろからものすごい悲鳴のような歓声が上がる。レイは耳を塞いだけれど、まことも同じような声をあげているものだから、呆れて何も言えない。美奈子は先取りのうすい夏のワンピース姿で現れた。いくら天気が良くても、こんな涼しい温度でそんな恰好をしたら、風邪を引いてしまいそう。その姿を追いかけていると、一瞬だけ確かに視線が重なった。『レイ』美奈子の唇は...
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