【緋彩の瞳】 2014年09月

緋彩の瞳

2014年09月の更新履歴

2014年08月2014年10月

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 概要: 

みちる&レイ小説[幼馴染]] 藍色の川は深く美しい END

 概要: 「みちるはお手伝いさんなの?」食べる直前に温めるように料理を終えてレイの部屋に行こうとすると、裏庭の奥でみちるが洗濯物を干していた。「乾燥機能を信じられないから、あの子はいつも干すのよ」「それで、なんでみちるが干すの?」「仕方ないじゃない。無意識に洗濯物を入れて、ボタン押しちゃったんだもの……」慣れた手つきでおじさまの足袋を洗濯バサミで挟む姿は、ここに住んでいるのかと言いたくなってしまう。葉月と自分...

みちる&レイ小説[幼馴染]] 藍色の川は深く美しい ③

 概要: 「レイ、お夕食はどうするの?お友達とどこかに食べに行ったりするの?」レイは深美ママと一緒に台所に入った。梨を剥いた残骸の皮を捨てて、まな板と包丁を洗う後ろ姿はママみたい。この姿を見たかったから付いてきたのだ。「みんなは帰ると思う。冷蔵庫に何かあるんじゃないかしら?」「ちゃんと食べているの?お手伝いさんに作らせてばかりじゃないでしょうね?」お手伝いさんが作って、冷蔵庫に入れておいてくれることも結構多...

みちる&レイ小説[幼馴染]] 藍色の川は深く美しい ②

 概要: 「おじゃましまーす」「玄関から入るの久しぶり~」バラバラの声と共に玄関に入ると、台所の方から足音が近づいてきた。「………えっ?」誰だろうと思った瞬間に視界に飛び込んできたのは、隣に立っている幼馴染の海王みちるの母親。「おかえりなさい、レイ。あら、みちる。あなたもいたの?」「……えぇっ?!!!」レイの絶句よりも、みちるの驚きの声があまりに大きくて、全員固まった。夏に一度、みんなは深美ママに会っているけれ...

みちる&レイ小説[幼馴染]] 藍色の川は深く美しい ①

 概要: 「おじさま」今年は冷夏だった。8月に入ってから、寝苦しいと感じた記憶もなければ、出かけることが億劫だと思った記憶もない。むしろ、涼しくて夏らしさが恋しいとさえ感じていた。夏の好き嫌いで言うと、好きだとしか言いようもないのだ。暑さは苦手、紫外線は敵、いくら高い車でもクーラーが効くまでは蒸し風呂。だけど、嫌いになれない理由の方がはるかに深美の心を支配している。葉月が生まれた夏だから「おや……なんだ。でか...

その他・小説] 恋と呼べずに

 概要: ハワイの天文台に1週間くらい行くから、って、遅めの夕食を一緒に取っているときに教えてもらった。今日のこの夕食だって、無理やり時間の都合を付けてもらっていて、そもそもなかなか会ってくれない忙しい人なのに。1週間は連絡すらまともに取れないということが、残念で仕方なくて。「帰りはいつ?木曜日?」「えっと……いつまでだったかしら?木曜かしら、金曜かしら。覚えていないわ」「そう。気を付けて行ってきてね」毎日会い...

美奈子×レイ小説[実写・前世設定なし]] 御利益頂戴 END

 概要: 5人で協力して夜ごはんを作って、初めて5人で誰かの家で手料理を食べる。何皿もおかずが並んで、こんな風に友達とワイワイ楽しくご飯を食べたなんて、ほとんどしたことがない美奈子にとっては、心の底から嬉しかった。畳に腰を下ろして、ゆっくりごはんを食べて、今日のライブのこと、今までの仕事で面白かったことや、嫌だったこと、グラビアを撮影するときのポイントなんかを、うさぎたちに聞かせると、嬉しそうに瞳を輝かせてく...

美奈子×レイ小説[実写・前世設定なし]] 御利益頂戴 ④

 概要: 「……ねぇ、レイ」「ん?」「レイのところの御守りって、御利益あるんでしょ?」「どうかしら?縁結びの御守りは“恋愛成就”に効くってよくみんな求めに来るのよ。うちってそういうのを売りにしているつもりはないはずなんだけどね」今度はレイの指が美奈子の髪をいじり始めた。レイに身体を預けていた美奈子は、ずるずるとレイの膝の上にうつ伏せになって顔をうずめてしまう。なんていうか、顔を見ているのが苦しいって思う。ドキド...

その他・小説] 恋愛自白酒 END

 概要: ...

その他・小説] 恋愛自白酒 ①

 概要: 旧サイトのキリ番ドクター水野が開発した、オリジナル「恋愛自白酒」の実験台として、次の3人が立候補した。ドクターとしてはありがた迷惑だが、3人ともやる気が漲っているために、許可せざるを得ないのである。当然、“酒”といわれるアルコールも含まれているので、未成年である3人は実験結果の統計には含まれることはない。愛野美奈子の場合。。。「これよ、美奈子ちゃん」「ふんふん。これが飲んだとたんに、自分の好きな人の名前...

その他・小説] おとぎの国へ END

 概要: 「レイ、起きなさい」 「………ん~~」 なんだろう、何か変な夢を見ていた。 あれ、夢じゃなかったのか、やっぱり夢だったのか。 「………あら?」 「レイ。人の家に上がって早々、ソファーで熟睡って何なの?」 でっかいみちるがいる。 あれ? みちるに絵本を読んでもらっていた気がするんだけれど。 目の前にいるみちるはちゃんと大人。 …… ……… さっきまでのは、夢の中で夢を見ていたということかしら。 なんてややこしい。 「みちる…...

その他・小説] おとぎの国へ ③

 概要: 運命って何だろう。 悪い人たちと戦うということが、運命っていうことなのだろうか。 「イヤだって言ったらどうなるんですか?フォボスとディモスとお別れすることになりますか?」 『拒否されたら、そうね……あなたの大好きな人はみんな死んでしまうわ。あなたの家族もお友達も』 「でも、そんなの嫌です」 『もし、戦いたくないのなら……そうね、私を殺せばいいわ』 「……殺す?」 悪い奴らとクイーンは同じ人物なのだろうか。 よく...

その他・小説] おとぎの国へ ②

 概要: 「まて~~~~~~~~!!!!」 白いものが走り去った方行はつきあたりを左。 ようやくそのつきあたりまでやってきたら、右側から女の子が叫ぶ声が聞こえた。 「……え?!!」 「でぇ~~~?!」 声に反応して横を向くより早く、身体にど~んと衝撃が襲ってくる。 『プリンセス!』 『御無事ですか?!』 女の子がぶつかって来た。 しかも、痛いし。 「……痛い…」 夢って痛いことは痛いのかしら。ちょっとだけ視界がぐらついて、...

その他・小説] おとぎの国へ ①

 概要: 旧サイトのキリ番『起きてください、プリンセス』 起きてと誰かに言われたということは、つまり、寝ているということになる。 さっきみちるが絵本を持ってきて、読み聞かせてくれていたのに。 また頬を膨らませて文句を言われちゃう。 「……ん~、ごめん。………みちる」 背中をさすって起こしてくれた人の名を呼んでも、気配がない。 「あれ~?みちる?」 確かにみちるのベッドの上に並んで、一緒に絵本を広げていたはずなんだけれど。...

美奈子×レイ小説] SUPER MOON

 概要: 旧サイトのキリ番「すごくまぶしい月ね」 遊びに来ていたみんなを坂の下まで見送っている途中、美奈は首が痛くなるほど空を見上げながらレイに声をかけて来た。 「あぁ……スーパームーンよ」 「セーラームーン?」 「……スーパームーン。地球と月が接近しているのよ」 お約束のボケを聞き流して、レイは冷たく言い放つ。まこちゃんたちは一足先に来たバスに飛び乗って帰って行ってしまった。美奈は違う方向だし、どうせ走って帰るだろ...

美奈子×レイ小説] シュガーシュガーシュガー

 概要: 旧サイトのキリ番「レイちゃん」「何?」「砂糖入ってないの?」一杯のコーヒーが美奈子を不機嫌にさせる。「目の前にあるでしょ」「……んも~!!わかってない!全然わかってないっ!」美奈子は知っている。レイが好きなコーヒーは無糖で、たっぷりのミルク。たしか、注文するときは”サントス”というものだ。美奈子にその価値とか味の違いはわからない。いつもはるかがそれをみて『ブラックで飲めばいいのに。一番おいしく飲むにはブ...

美奈子×レイ小説] 崩壊前夜

 概要: 旧サイトのキリ番「静かね」風も吹かない、雨も降らない、常にすべてが一定の優しさで作られたシルバー・ミレニアム。もう慣れきったはずの環境なのに、やけに今夜は心にしみた。「あら、起きたの?」「えぇ。あなたの体温がないから」バルコニーに出ていつものようにタバコを吸っていたヴィーナスは、その煙がマーズに掛からないようになるべく勢いをつけて遠くへと吐き出すと、手すりにこすり付けて火をもみ消した。「まったく。こ...

美奈子×レイ小説[実写・単発もの]] レイのKOKUHAKU

 概要: 旧サイトのキリ番最新のファッション雑誌を広げ、勝手に人の髪をいじっては唸って。納得したように頷いては、髪を撫でて。1人クスクス笑って。頬に吐息が触れる。ドキッとする。どうしてドキッとするの?好き…かも知れないから?「ありえないっ!」自分で自分に問いかけながら、レイは即座に否定した。隣でちょっとあわてたように美奈子がビクッとする。ありえないのだ。自分に限ってそれはない。“この”愛野美奈子に惚れる要素がど...

その他・小説] 火野レイの朝

 概要: 雨の日の火野レイ。 雨が降った朝は、起きるのに時間が掛かる。気だるい。 だから目覚まし時計はいつもと違うものをセットしている。 「れ~い。起きてったら起きて。起きないと窒息するまでキスしちゃうわよ!」 身体を揺さぶる人間目覚まし時計。 「……るさ、い」 「れ~い。キスしちゃうんだから」 雨が降った朝は、キスが降る。だから気だるくても起きなきゃいけない。 「起きるわよっ。もぅ」 大雨警報ならいいけれど、 こっち...

その他・小説] 迷子の子猫ちゃん END

 概要: 「レイ」「みちるさんがはるかさんに会えたのなら、私はお役ごめんです」「お役ごめんって、美奈子が来るのよ」「別に、美奈と一緒にいなければいけない理由はありません」背中を向けたままむっつりしたレイがぷんぷん怒っている。みちるは小さく笑った。もちろん、レイに聞こえないように。「レイ、今日はがんばったじゃない。他人と歩くスピードを揃えることさえ苦手なあなたが、よく私と一緒にいることが出来たわね」いつも思う...

その他・小説] 迷子の子猫ちゃん ①

 概要: 学校指定の参考書でも買おうかと、大きな本屋の“中高・参考書”のプレートの前で上の棚から順番に目線を下ろしていく。俗に言うエスカレーター式で、受験のない私立校でもこの時期には、やっぱりそれなりにテストはあるわけで。そろそろ、本腰を入れておく必要もある。1冊、英語の参考書を手に取ると、隣のみちるが覗いてきた。「レイ、現代社会が苦手なのでしょう?」じろっとみちるを見て、レイは横へ3歩進むと、現代社会の参考書...

その他・小説] 寒いけれど、あったかい

 概要: 同じ失敗は2度もしない。 去年は完璧に忘れていた。 はるかのいじけようといったら、それはもう鬱陶しくて仕方がなかった。 駄々をこねるし、怒って口を利かないと思えば、ひっついて離れないし。 あんなのはもうごめん。 今年のカレンダーに早々赤丸をつけていたし、そのために買い物に出かける日にちもすでに設定していた。 最悪なのは、つめたい雨が降っていること。 この時期、冬ものクリアランスセールがどこへ行っても行われ...

その他・小説] 忘れていた日

 概要: それに気がついたのは、美奈の一言だった。『レイちゃん、何あげたの?』「は?何?何のこと?」それは電話越しで、受話器を片手に一人分の食器を流しに持ち運んでいたから誰も表情なんて見ているわけではないのに眉間に、つい、しわを寄せる。美奈はいつも会話が成り立たないからついつい、電話の相手が彼女だと疑いから始まるのだ。『何って、レイちゃんの保護者。はるかへのプレゼント?』「はるか?何か大会にでも出てたかしら...

その他・小説] 笹の葉さらさら

 概要: 七夕と言えば雨が降る。雲が地球を覆って誰の人の目にもさらされぬ様にと織姫と彦星を2人だけの逢瀬に一役買っているとか。そもそも、星と星が急に接近したら危なっかしい話しでしょう!とか?…梅雨なんだからあたりまえでしょう。とか。ようするにまぁ、レイには興味のない話題なのは間違いなかった。祝日になるわけでもなく、洪水警報で学校が休みになるわけでもなく。短冊に願いを込めて、笹にっていうのも叶う根拠がどこにある...

その他・小説] La Moon

 概要: クレーターのくぼみまで良く見える満月。琥珀色とも、黄色とも、黄金とも、はたまた銀色やら赤やら青やらにも見える月。見上げれば不吉なことが起こると誰から教えられたか、けれど見上げると、安堵の溜息が漏れる。「レイ、まだ寒いのだから。窓を閉めなさい」首が痛くなることも気がつかないくらいじっと夜空を見上げていたレイは、キッチンから声を張り上げるみちるに注意を受けて、はーいと返した。窓を閉めて牛革ソファーに背...

その他・小説] empty........

 概要: この身に降りかかるすべての災いこの惑星に降り注ぐすべての罪そのすべてに打ち勝つ力があるとあなたが言うから私はそれに従うだけ従う心しか与えられなかったのか望んだのかそれは誰かに聞いてわかるものでもないかもしれない「この星の行く末は、あなたの手の中にあるのですよ」だから私はあなたのそのお言葉に言い様も無いほどの希望と底のない絶望を感じずにはいられない「あなたのその手で銀河を守るのですよ」でも、そうその...

その他・小説] 親子?!

 概要: 「似てるわ」アフリカのライオンの親子を題材に扱ったドキュメンタリーをテレビで見ていたみちるは、ぽつりと呟いた。「似てるな」「確かに、似てますね」隣で見ていたはるかとせつなも、うんうん、と頷く。「なんて可愛いのかしら」「そっくりだな。こういう困ったときの目とか」「とりあえず、一人で耐えてみようとする考えとかも似ていますね」ゾウの大群に住処を荒らされないように、お母さんライオンは一匹一匹銜えて1キロ離...

その他・小説] THE END

 概要: ...

その他・小説] 銀河への船

 概要: 私は強く望んだこんな銀河なんて滅んでしまえとそうしなければ私とあなたはひとつになれないのだから「マーズ、どうして?」「どうして?そんなこと聞かないでもわかるくせに」「私はこの銀河を護るあなたの瞳が愛しいのです」「…でも、私たちはそれがあるからひとつになれないわ」溶け合うことは許されない生を終えてもなおまた迎えに来る運命に逆らえずあなたはあなたはまた孤独にすべてを捧げるというの?「私は誰よりもあなた...

マリみて、舞乙、ワンピ] あの日、あの時

 概要: 舞乙HiMEのアニメより「いいの?准将の暴走を止めなくても」アリカ・ユメミヤという少女の中途入学を認めるか否か。各国の意見は割れている。議会の休憩となり、オトメたちは退室をすすめられるとアインは早速フィアの腕をつかんだ。「私に発言権なんてないわ」「准将にもないわよ?」卒業して、お互いにマイスターオトメになったアインとフィアは、“ちょっとお茶でも”というノリで会うことなんてもちろんできるわけがない。しばら...

マリみて、舞乙、ワンピ] 乙女の唇 END

 概要: いつもは真っ白い肌のアインが顔をピンク色にして、まるでアニメのようにキャーキャー叫ぶ後輩たちを追いかけている姿。「ハルカ、シズル。何してるの?行きなさい。なんなら2発殴っていいわ」「せやかて…なんや、怪しい気配ですよって」「お酒を飲んで色ぼけているのよ」「お酒?フィアお姉さまが飲ませたのですか?」「ハルカ、本気で聞いてる?」気分はまるで、人質を盾に立てこもっている凶悪犯を物陰から見ている警察官だっ...

マリみて、舞乙、ワンピ] 乙女の唇 ②

 概要: 「ちょっ…アイン!…やめ…んっ」「い~じゃない。ほぅら、ケチケチしないで~~」乾杯とグラスを鳴らしてから5分も経たずに一人でボトル半分まで減っていたとは。よほど飲みたかったようなのでとがめずに放っておいたのだが、それがよくなかった。「…ん~!!ぷっ……んぐっ…」生ぬるい赤ワインの味と艶やかなアインの唇が五感を刺激してくる。逃げようとしても、この華奢な腕にそんなに力があったのかと驚くほどに、アルコールのパワ...

マリみて、舞乙、ワンピ] 乙女の唇 ①

 概要: 舞乙HiME  シズルがコーラル、アインがパールの時代の話です。...

その他・小説] 正義のヒロイン!

 概要: イメージはセラミュの七木マーズと高橋ジュピター、しおりヴィナです「うひょ~!美人!」「TA女学院!お嬢様学校じゃねーの?」「超がつく金持ちだぜ、きっと」背後から追いかけられているということはわかっていたけれど、声なんて掛けてくることはないだろうと思っていた。振り切ろうと思っても、目の前の信号はタイミング悪く赤になったばかり。「彼女~、俺らとお茶しない?」「可愛いね。1人じゃ寂しいだろ?俺らが楽しいこ...

美奈子×レイ小説[実写・前世設定なし]] 御利益頂戴 ③

 概要: 「お腹空いた~!お菓子食べようよ~!レイちゃん、何かないの?」神社の裏手に案内されると、平屋のわりと大きい家があった。みんな馴れた感じでレイの家に入っていくけれど、美奈子は初めて入る。「もうすぐ夕食の時間なのに?っていうか、夜ごはんどうするつもりなの?」レイの部屋に案内されているはずなのに、うさぎが先頭になって進んでいく。殺風景な部屋に通されて、美奈子はいかにもレイらしいわ、って心の中で思った。本...

美奈子×レイ小説[実写・前世設定なし]] 御利益頂戴 ②

 概要: 「……素直じゃないなぁ。レイは素直な人が好きらしいんだけどなぁ」まことはそう呟いて、先頭になってうさぎと神社へ向けてスキップするように歩きだした。本当にクラウンでも構わないのにって言いたい気持ちを我慢して、3人について歩く。レイがいない4人って、あんまり慣れていない。興奮さめやらないうさぎと歩くスピードは違うし、まことはコンパスが長いし、亜美はわざと美奈子に合わせている感じもするし。だけど、決して嫌で...

美奈子×レイ小説[実写・前世設定なし]] 御利益頂戴 ①

 概要: 「レイは?」ミニライブのイベント終了後、観に来てくれたメンバーの中にレイがいなかった。舞台の上からも探していたけれど、レイの姿を見つけきれなかった。うさぎ、まこと、亜美が3人並んでいて、その隣にいるはずの1人が足りてない。「レイちゃん、誘ったんだけど神社が忙しいって」「神社?……そんなに?」レイの神社なら足を運んだことがある。忙しいって言うほど人が沢山参拝に来るような御利益なんてあっただろうか。伊勢神...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] I love you, but… END

 概要: 「レイ」部屋のチャイムが鳴って扉を開けると、少し肩で息をしているレイが立っていた。「美奈子」マネージャーに我儘を言って、スイートルームを取ってもらった。シティホテルのスイートルームだから、驚くほど豪華と言うわけじゃないけれど、それでも2人では十分すぎる広さだ。クイーンサイズのベッドが2つ並んでいる。「何か飲む?」「……冷たいもの」「座ってて」レイは汗を手の甲で拭いながら、鞄を置いてソファーに腰を下ろし...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] I love you, but… ②

 概要: 「あ、出た!」クラウンを出て、レイはまことの家に遊びに行くことにした。夕食を作ってもらい、食べている間も美奈子のことが気になって仕方がない。まことは美奈子のことを何も言わず、いつものように豪華な手料理を振舞ってくれて、いつも以上に微笑んでくれている。食べ終わってテレビをつけると、美奈子とユウトの熱愛報道がちょうどワイドショーで持ち上がっていた。『8月上旬に、2人は麻布にあるイタリアンレストランでファ...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] I love you, but… ①

 概要: 新学期も始まり、残暑厳しい9月の午後。レイはいつも通り学校から帰って服を着替えると、クラウンへ向かう。部屋の設定温度を26度にして、夏前に買いこんでいたペットボトルのコーヒーを自分のグラスに注ぐ。ソファーに寝そべって買ったばかりの推理小説を開いたところで、うさぎとまこと、亜美ちゃんが3人仲良く入って来た。「レイちゃん、レイちゃん、聞いた~?!」うさぎは相変わらず主語を飛ばして話しかけてくる。開いたばか...

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 概要: 前のサイトのバナーを使いまわして、自分とこのサイトのバナーにしておきます。特に、バナーを使ってくれ!というお願いもしませんし、リンクしろ!みたいなことでもないですので。サイト名:緋彩の瞳管理人:nickURL:http://fireredfantasia.blog.fc2.com/ジャンルはセーラームーンの火野レイをメインに美奈子、みちるなどのカップリングになります。...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 何もできない END

 概要: 処置室で点滴を打たれている間、美奈子はずっと傍を離れなかった。意識がはっきりして落ち着きを取り戻したレイに、1日入院して、身体を休めた方がいいと言っても、絶対に嫌だと譲ろうとしない。「……レイ、40度の熱なのよ?」「寝てれば治るわよ」「そうかもしれないけれど……」「入院なんて、絶対嫌」「……わかったわよ。まったく、頑固者なんだから……」待合室ではうさぎたちが心配そうな顔をして、じっと待ってくれている。点滴が...

その他・小説] Moon for you

 概要: 21時45分塾が終わってビルから出ると、まるでその姿を見ていたようなタイミングで携帯電話が鳴った。“火野レイ”「もしもし?」『あ、亜美ちゃん。今、大丈夫?お勉強していたかしら?』「ううん。今、塾が終わって帰るところよ。どうかしたの、レイちゃん」彼女と出会ったのは、春。いいえ、正確にいえば亜美はレイちゃんのことをずっと前から知っていた。時々、塾に行くバスで一緒になるTA女学院の美女。あの頃から、同じバスにな...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 何もできない ③

 概要: 「レイちゃん!」きっと美奈子ちゃんと待ち合わせをしているんだろう。レイちゃんが立ち上がるから、見送ろうと同じように立ち上がったのに、視界の高さにレイちゃんの姿がない。うさぎちゃんが叫びながら駆け寄ってくる。「レイちゃん?!」足元に視線を落とすと、レイちゃんが床に横たわっていた。「レイちゃん、大丈夫?」「レイ、どうした?」慌てて抱き起こすまこちゃんを手伝って、額に掌を置く。息切れのような呼吸を繰り返...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 何もできない ②

 概要: 「……あ、レイちゃん」昨日、美奈子ちゃんからのメールは仲間全員に送られていた。レイちゃんが来るとか来ないとかは連絡が来ていなくて、美奈子ちゃんと直接連絡を取っているんだろうと言うことは想像できた。「亜美ちゃん」「大丈夫なの?」「ん?うん。大丈夫」早めに来てクーラーの効いたクラウンで勉強をしていると、レイちゃんが入って来た。「本当?あんまり顔色よくないよ?」「そう?いいの、気にしないで」「でも……」レイ...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 何もできない ①

 概要: 「レイちゃん?」「ん、…なぁに、亜美ちゃん」「さっきから、ずっと同じページを読んでいるけれど……どうかした?」言われてみて、自分が本を開いていたことに気がついた。そもそも、この本は何の本だったのだろうか。表紙を見て確認すると”前世占い“と書かれてある。これはもう、ずいぶん前に読み終わったはずなのに、どうして鞄の中に入れたのだろう。朝の自分の行動を思い出してみても、記憶がよみがえってこない。「あぁ…うん、...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 溢れる涙の愛しさに END

 概要: 「……私にはヴィーナスの記憶があるの。ヴィーナスはかつて愛し合ったマーズを求めている。マーズはもう一度生まれ変わったら、見つけ出して、愛してって言ったの。最後まで彼女を守れずに先に死なせて、幾つも約束を破って彼女を悲しませた。ヴィーナスは……マーズとの約束をただ……だけど…」助けてよ、マーズどこに消えたの、マーズ孤独な夜と痛みに耐えて、マーズにまた出会えることだけを生きる望みにしていたのにプリンセスを、...

美奈子×レイ小説[実写・前世では恋人]] 溢れる涙の愛しさに ⑤

 概要: 美奈子からの連絡は途絶えている。夏休み前の試験が始まり、携帯電話を抱きしめてウジウジしながらもやらなければならないことを優先させていると、1週間が過ぎた。美奈子は土日が忙しいと言っていた。夏休みはもう目の前に来ている。何をどうすればいいのか、まだちゃんと考えがまとまらない。結局この想いはレイのものなのだ、と認めざるを得ない。レイの心は前世とリンクされていないし、ヴィーナスではなく美奈子に会いたいと...
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