【緋彩の瞳】 2015年01月

緋彩の瞳

2015年01月の更新履歴

2014年12月2015年02月

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 概要: 

みちる×レイ小説] 我儘と愛と END

 概要: 「……何なの……」土曜日の朝、リハーサルのためにスタジオに向かう車の中で、マナーモードの携帯電話が鳴った。レイかもしれないと思ったが、送信相手は美奈子。添付写真を見るようにと書かれてある。ファイルを開くと、顔を赤くしたレイが写っている。視線がずれているから、隠し撮りだろうか。熱でも出したと言いたいのだろうか。『レイがどうしたの?』メールを送信する。『色々聞いたけど、85%レイちゃんが悪いから、仲直りにエ...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ⑥

 概要: 「冷えちゃうから」みちるさんが去っていく姿を扉越しに見ていた。美奈子はレイちゃんの鞄とコート、マフラーを手にして、お会計をはるかさんにウインク一つでおねだりして、立ち尽くす親友の傍によった。「風邪引いて、日曜日行けなくなったら、みちるさんが悲しむんじゃない?」震わせた唇は、何も綴ろうとはしない。うつむいたままの視線は、さっきまでそこにみちるさんがいたのだろう。コートを着せて、その手を引いた。「みち...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ⑤

 概要: 「……おいし」あの短時間でちゃんとお弁当を作るなんて。慣れているというか、さすがというか。要らないって言っても作るような気がしていたけれど、お味噌汁まで持たせてくれるなんて。教室にお味噌汁の香りが広がって、ちょっと視線を集めた。中学まで、レイの昼ご飯が食堂か惣菜パンだったことを知っているクラスメイトは、お弁当を持ってくるようになったレイを、どんな風に見ているのだろうか。お手伝いさんに作ってもらってい...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ④

 概要: 黙々と食事を済ませ、レイはさっさと食器を洗浄器に入れると、リビングの床暖房を付けて寝そべり、本を読み始めた。みちるはそれをちらりと確認した後、レッスン室に籠ることにした。夜明けの出来事のことを、少し拗ねてみせるくらいで終わらせるつもりだったけれど、記憶にないような態度のうえ、口で悪かったと言うほど、レイ自身は悪いなんて思っていないようだ。熟睡しているレイに対して、求めたみちるの方が悪いと、レイの中...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ③

 概要: 「あれ、みちるは?」「ん、誘っても来ないっていうし、一日ゆっくりしたいっていうから。帰ろうかと思ったんだけど、1人でオフを過ごしたいのかもしれないって思ってね。夕食には帰るつもり」夕食も外で食べて、なんて言われたりするだろうか。ついでなら聞いておけばよかった。みちるさんは、作れないときは作り置きか、前もって連絡をくれる。作りたくないのなら、必ず言うだろう。朝とお弁当も作らないとちゃんと言ってくれた...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ②

 概要: みちるさんのマンションは、レイの神社から自転車で8分ほどの距離。無限学園崩壊後、付き合い始めてから、みちるさんは麻布の高層マンションに住んでいる。さらにそこからレイの通う学校までは、バスに乗って15分ほど。学校指定のスクールコートと紺色のマフラーを巻いても、短いスカート丈と靴下では、暖かいなんて言えたものじゃない。「……あ……お弁当持ってなかった」何やら、朝から機嫌の悪そうなみちるさんのせいで、朝食を食...

みちる×レイ小説] 我儘と愛と ①

 概要: ………寒い身体が本能的に小さく震えて、みちるは意識を緩やかに取り戻した。目を開けると、世界は薄暗い。真夜中ということではなさそうだ。それでも目を覚ますにはまだまだ早い時間ではあるだろう。ここ数日で急激に空気が冷たくなり、冬らしくなってきた。夜になれば、駅前のいたるところでイルミネーションが綺麗に飾られて、クリスマスムードも高まってきている。デパ地下に入れば、クリスマスらしさのお惣菜が並ぶ横で、おせち...

みちる&レイ小説[幼馴染]] レイの悩みの種 END

 概要: リダイアルからレイを選んで、電話をかけてみた。鳴っているけれど繋がらない。一度切って、自宅にかけてみる。それも留守番電話に繋がった。「……何してるのよ、もう」仕方ない。みちるは火川神社の代表番号にかけた。確実に誰かが出てくれる。『はい、火川神社です』声はレイだった。巫女のお仕事中だったから、電話に出られなかったらしい。「レイ」『………何でここにかけてくるのよ?』「うさぎから聞いたわ。身の危険を少しは考...

みちる&レイ小説[幼馴染]] レイの悩みの種 ①

 概要: セーラームーンスーパーズのアニメより、アイディアを失敬したうえでの原作美奈レイ+みちる「……もとは、私が衛さんに教えてもらいたいって言ったせいだから、ごめんなさいね」亜美ちゃんは心苦しいと言わんばかりに、レイに頭を下げてきた。「いいの、そんなの。それより、消火器をぶちまけてしまったのは、間違いなく私だもの」隣のマンションの人が、やってはならないベランダバーベキューをしていたせいで、その煙を見たダイア...
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