【緋彩の瞳】 2016年11月

緋彩の瞳

2016年11月の更新履歴

2016年10月2016年12月

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] これにて、任務終了 END

 概要: 午後の訓練は、1年生がいないので比較的穏やかに、そしてスムーズに行われた。アッサム様が戻られているだろう時間でも、無線から聞こえてくるダージリン様の声の様子に変化はない。大真面目に取り組んだ訓練が終わったのが17時。 30分後に行われる報告会。ミーティングルームには資料を整えて、アッサム様たちが待っておられるはずだ。草むしりを終えて泥だらけの1年生たちが大急ぎでシャワーを浴びている間、戦車に乗らなかった...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] これにて、任務終了 ①

 概要: 「アッサ…………シナモン」「何でしょうか、ダージリン様」 あぁ、相変わらず。 もう、何度も経験しているから、慣れたものだと身体は認識しているはずなのに、その様子を見た瞬間に、シナモンはため息を吐かずにいられない。 アッサム様が、情報処理部のメンバーと共に学生艦を離れてから、2日目の午後。「えっと、今日の射撃訓練の編成って、4部隊だったかしら?」「午前中にもミーティングでお話した通り、2部隊です。ダージリ...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] おとめごころ

 概要: チャーチルに乗る日は、念入りに髪を梳き、一本の後れ毛もないように、丁寧に髪をまとめる。150cmしかない小さな体には、必要以上に大きい三面鏡。目が痛くなるほど見上げて、腕が疲れるほど、何度も何度も髪を梳く。 国産の高いブラシ。朝のシャワーの後、ブロー用から仕上げ用までいくつもとっかえひっかえ。部屋を出なければ遅刻ギリギリに鳴る携帯のタイマーに驚かされるまで、朝、割と多くの体力と気力を出し尽くして、アッ...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] あなたのままで END

 概要: 「キャンディ様~~!!」「リゼ様~~~!!」「カモミール様~~~!!お腹がぺっこぺこですわ~~!!」 1年生の3人が、遠くから手を振って走ってきた。確か戦車道の1年生たちは、1フロアを使って迷路を作っていたはずだ。しかも、お化け屋敷と合体している。「ど~~ん!!」「……こらっ!!」  ルクリリに体当たりのように抱き付かれて、身体が数センチ浮いた。そのうち骨が折れるのではないかと思うけれど、ローズヒップに...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] あなたのままで ③

 概要: 「みんな!ダージリン様とアッサム様とシナモン様が、メイド服で歩き回っているらしいわよ!」 文化祭当日。朝5時に起きておにぎり班や、温かいおかずなどを作る班、盛り付け班などにわかれて、ひたすら黙々と作業に取り掛かった。2年生は唯一、決断力には乏しいが団結力はある。たぶん、目立つ生徒がいない分、流れ作業的なことをさせると、すさまじい力を発揮するのだ。「そう。悪いんだけど、全部の作業が終わらなければ、私た...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] あなたのままで ②

 概要: 「うーん」 おにぎりの中の具材、おかずの種類の他、使い捨て容器の材質や、割りばしの種類など、結構決めなければいけないことが出てきた。キャンディはリゼとカモミールとTo doリストを作り、それぞれの担当を決めて、クラスメイトを適当に割り当てた。おかずもキャンディが決めてあげないと、どうしましょう?を100回くらい繰り返して当日を迎える危険がある。「ダージリン様って昆布なんて食べられるのかしら?」「そんなの知...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] あなたのままで ①

 概要: 「キャンディが決めたらどうかしら?」 毎年、11月3日に行われる文化祭。戦車道2年生の出し物を決める、というホームルームだった。クラス委員長をしているキャンディは、リゼに言われて心の中で“またか”とため息を吐いた。  『この学年の戦車道はみんな、おとなしすぎて迫力がない』1年生の頃から言われ続けているし、自分たちでもそれなりに自覚はある。でも、ダージリン様やアッサム様がおられる3年生と、ローズヒップとルク...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] 角を持つ天使の笑み END

 概要: ポキ。 ポキ。 ポキ。 楽しそうな表情で食べ進める聖那さまと、睨み付けたまま動かないダージリン。 どうしてこう、挑まれた勝負は全て受けてしまう性格でいらっしゃるんだろう。と思っても、それでこそダージリンなのだ。彼女を責めるのは違うと言うことはわかる。 ポキ。 ポキ。 ポキ。 まつ毛が触れてしまいそうな距離。もう、唇まで1センチもない。 …… ……… …………「聖那、ダメよ」 ダージリンの身体を引っ張ろうと...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] 角を持つ天使の笑み ③

 概要: 「聖那さまは、麗奈さまのどこがお好きですの?」「何?その、どこがいいのかちっともわからないと言う表情は」 4月に20歳を超えている聖那さまは、ワインを飲まれてほんのりと頬を赤くしておられる。制服を着替えさせられて、強引にホテルのレストランに連れていかれた。アッサムからは迎えに行くとメールが来ている。ホテルの名前を返信した直後、聖那さまに携帯電話を没収されてしまった。どうせ、アッサムがここに来るのなら...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] 角を持つ天使の笑み ②

 概要: 「………一体、何事ですの?」 聖那さまから、隊長室で待っていると言われたあと、直ぐにアッサムに電話を掛けた。麗奈さまと出かけていると言うことは承知していたが、だからと言って、電話をしてはいけないなんて言うルールはない。学生艦に聖那さまが1人でいらしていることを、麗奈さまは承知しているのか聞いて欲しいと。アッサムは意味が分からないと言っていた。そして、隣の麗奈さま曰く“朝から不機嫌だった”そう。 きっと、...

ダージリン×アッサム〔ガルパン〕] 角を持つ天使の笑み ①

 概要: 1本のポッキー。 唇と唇が近づいていく。 ダージリンの相手は、バニラお姉さまこと聖那さま。 睨み合いながら、先に折った方が負けの真剣勝負だ。 横浜に学生艦が到着する2日前から、今日は一緒にいられないと言うことは聞かされていた。前隊長のアールグレイさまこと、麗奈さまのお誕生日ということで、学生艦を降りて1日デートをしてくるんだとか。2年生の頃も、麗奈さまのお誕生日前後に、アッサムは学生艦を降りて会いに行...
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