【緋彩の瞳】 銀河への船

緋彩の瞳

その他・小説

銀河への船

私は強く望んだ
こんな銀河なんて滅んでしまえと

そうしなければ私とあなたはひとつになれないのだから

「マーズ、どうして?」
「どうして?そんなこと聞かないでもわかるくせに」
「私はこの銀河を護るあなたの瞳が愛しいのです」
「…でも、私たちはそれがあるからひとつになれないわ」

溶け合うことは許されない

生を終えてもなお
また迎えに来る運命に逆らえずあなたは

あなたはまた孤独にすべてを捧げるというの?


「私は誰よりもあなたの近くにいる。だけどあなたを誰よりも遠くに感じるわ」
滅んでしまえ
星も宇宙もこの生も

そして2度と生まれ変わらずに終わるの

『過去でもなく今でもなく、私はあなたの未来を愛してやまないのですよ、マーズ』

だけどあなたがかけた魔法が
この生を貫く意志を強くする

滅んでしまえばいいのに
何もかも
この銀河も
私を愛するあなたも
私が愛するあなたも





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Date:2014/09/23
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