【緋彩の瞳】 チャレンジ140 まとめ⑧

緋彩の瞳

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

*    *    *

Information

その他・小説

チャレンジ140 まとめ⑧

光の剣が心を刺した
決して掴んで抜けず
突き刺したままその閃光
焼かれてゆく
焼き恋焦がれてゆく
痛いと感じたのはきっと
何の準備もなくその閃光に照らされたから
「レイちゃん?」
「……何?」
「どうしたの?」
「別に、何でもない」
いつまでも痛い
いつまでも、その閃光に馴れない


「バブルが来たら、レイちゃんを高級レストランに連れて行ってあげる」
「あんた、バブルって弾けたからそう呼ばれたのよ?それにもれなく物価も上がるけどいいの?」
「……う 」
「素直にお小遣いないから、遊びに行けないって言えば?」
「……大丈夫、金なる木先輩がいるし」
天王はるか先輩


「レイちゃん」
「ん?……っ?!」
いきなりキスしてきた。甘いって思った。舌が絡まってくる。
甘いって言葉を発しようとすることすら許してくれない。
でも、知ってる気がする
「何食べてたのよ?」
甘ったるいキス
「キャラメル」
舌に絡みついた味と美奈の笑顔


「美奈、君はいつもいつも~!」
アルテミスがいつものように声を荒げる。美奈の言い返す声と尻尾を掴んで分投げる姿。
「レイ」
「何?」
「離れていれば、嫉妬した顔を見られないって思ってる?」
「みちるさん、……読心術ははるかさんにだけ使ったら?」
「はるかはわかりやすいのよ」


「レイちゃん、このみかん美味しいよ。食べる?」
「ありがと」
「………ちょっと、これ、酸っぱいじゃない」
「うん。甘い何て言ってないよ?レイちゃんの渋い顔も可愛い」
「そう言うことは考えつくのね」
「何が言いたいの?」
「それくらい自分で考えなさい」
アタマのツカイカタ


「美奈子、お前んとこの彼女が男子高校生にナンパされてたぞ」
「な、何で助けてあげないんですか、はるかさん!」
「どっちかって言うと、助ける必要があるのは、男子の方だった」
「……なんだ、じゃぁいいわ」
「うちの相方がボコボコにしてたから」


「……んっ」
ぼんやりと、音楽雑誌を広げるその人の隣に座っていたら、
唇にやわらかくて少しだけひんやりとした感触が舞い降りた
「みちるさん?」
「今、私を呼んだでしょ?」
「え?そうだった…かしら」
とても静かなひと時だった気がするけれど
「呼んだのよ、レイが」
「……そうかも」


「レイ」
「……はい、みちるお姉さま」
「気を付け」
「はい」
直立不動のレイは、お姉さまに言われたとおりにじっとする
お姉さまはレイの顎を綺麗な指先で、クイっと上げた
「こっちを見て」
「……はい」
「いい子ね。キスしてあげるわ」
「光栄です」
レイの妹の美奈子が歯ぎしりしてる


「みちるお姉さま!レイお姉さまに何するつもりですか?」
「美奈子、私は今、レイと話をしているのよ。邪魔しないでちょうだい」
「話?キスしようとしていたじゃないですか」
「そうよ。いつものことじゃない」
「いつものこと?!レイお姉さま、どういうことですか?!」


「美奈子、あんたを焚き付けるためよ、馬鹿」
「レイお姉さま!だからって、お逃げにならないんですか?」
「逃げられるものなら、逃げるわよ」
「美奈子、レイと私がキスだけする関係だと思っているの」
「……き~!!」
「みちるお姉さま、妹をからかわないでください」
「楽しいんだもの」




関連記事

*    *    *

Information

Date:2015/05/12
Trackback:0
Comment:0

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://fireredfantasia.blog.fc2.com/tb.php/553-df9d6fb7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。